「向井秀徳アコースティク&エレクトリックライブ」(ヲルガン座4周年企画)

先日ヲルガン座http://www.organ-za.com/でのライブ行ってきました。
ヲルガン座オーナーのゴトウイズhttp://gotoizumi.net/さんは周年企画で向井さんを呼ぶことをずっと考えていたそうです。しかし1周年や2周年ではまだ早いと思い、4周年目にしてやっと実現させる気になったと言っていました。15、6年前は二人とも福岡にいてライブやイベントの企画などをよく一緒にやっていたようです。その後、向井さんはナンバーガールで全国的にブレイクし、バンドは解散してしまいましたが現在はザゼンボーイズhttp://www.mukaishutoku.com/main.htmlを中心に活動中。イズミさんは福岡から沖縄の西表島に移り、その後広島を拠点に活躍し、バンドねこ虫の結成、解散を経て、現在はソロで音楽活動を続け、ちょうど4年前にヲルガン座をオープンし、現在も順調に営業を継続、といったところです。
スタジオダックでねこ虫のライブを初めて見たのが2000年の9月12日になるので、もう12年経ってるんですね。実はその時、ねこ虫のことは全然知らなくて、JONhttp://jonthedog.com/が東京から来ていたので見に行こうと思ったわけです。JONはその当時、John ZornのレーベルTzadikhttp://www.tzadik.com/からCDを出したばかりであり、深夜番組のトゥナイト2で北野誠にインタビューされて、突っ込まれたりしてました。それにしても時の経つのは早いもので、振り返ってみると感慨深いものがあります。そういえば、もう忘れかけていたけれど、広島でねこたま天国というイベントもやっていましたね。

さて、向井さんのライブです。ステージは深紅のカーテンと鏡、鹿の剥製がかかっていたりして、ツインピークスhttp://dvd.paramount.jp/twinpeaks/の中に出てくる部屋のようです。ピーカーの方なら、ああなるほどと頷いていただけるのではないでしょうか。イベントがないときは、カウンター席か、テーブル席に座るので、まじまじとステージを見上げることはないのですが、今日は混雑しているのを予想して少し早めに来たこともあり、じっくりとステージを見渡すことができました。

ライブは前半がアコースティックで、休憩をはさみ後半はエレクトリック、途中からアコースティックに持ちかえ、アンコールで終了という構成でした。♪繰り返される諸行無常、繰り返される性的衝動♪、♪こんがらがってるin my brain、Frustration in my blood♪おなじみの曲で向井節が炸裂。「フラストレーション」のところでわざとつっかえたりしてましたね。私はWaterfrontが一番良かったと思います。

アンコールは客席からのリクエストを中心に、七尾旅人×やけのはらのRollin' Rollin'、東京節、The SmithsのThis Charming Man、その次にTalking HeadsのPsycho Killerのリクエストがありましたが、あまり良く覚えていないみたいで却下されました。次にユーミンの守ってあげたい、最後はYUIのChe.r.ryで終了。

3時間超えて、座るところが狭かったので、ちょっと苦しかったんですが、楽しめました。さすがに肩や腰が苦しくなってきましたが。

今回のライブに関連して、The SmithsTalking Headsの原曲をリンクしておきます。Psycho Killerで終わるのもなんだかなあ(なにしろ、Can't sleep, beds on fireですからね)と思ったので、Heavenを次に持ってきました。

The Smithsのリーダーで現在はソロで活動しているMorrissy、今年度の4月に来日が決定しています。http://www.creativeman.co.jp/artist/2012/04morrissey/

Psycho Killer、ギターのゲストはAdrian Belewhttp://www.adrianbelew.net/ですね。
最後にTalking Headsの名曲でHeaven、こちらはジョナサン・デミ監督http://www.imdb.com/name/nm0001129/のStop Making Sensehttp://en.wikipedia.org/wiki/Stop_Making_Senseから