Ketty Lester/Love Letters

今朝、出かける前にUstreamアメリカの公共ラジオであるNational Public Radioのボストン放送局(WBUR)でSt.Valentineに因んだ番組を放送しているのを耳にしました。時差がマイナス14時間なので、まだ向こうでは先日の夕方5時頃だったというわけです。番組では詩人のロバート・ブラウニング(Robert Browning)が後に彼の妻になる女性にあてたラブレターが紹介されていました。WBURのウェブサイトhttp://www.wbur.org/2012/02/14/barrett-browning-lettersから番組が聞けます。ブラウニングの一番最初の手紙はhttp://www.browningguide.org/letters/VOL10/45015-00.htmから見れます。番組では性道徳に非常に抑圧的であったヴィクトリア朝時代にしては、進んだ表現を使っている(1行目のI love your verses with all my heart, dear Miss Barrettの部分)と言っていましたね。

ところでラブレターと言うと、Ketty LesterのLove Lettersという歌の出だしのところが頭に浮かんでくるのですが、この曲を初めて耳にしたのはデヴィッド・リンチ監督の映画ブルーヴェルヴェットhttp://www.davidlynch.de/を見たときのことでした。"Love letters straight from your heart, Keep us so near while apart"という歌い始めのところですね。ケティ・レスターについては全く知らなかったのですが、経歴を詳しく調べて書かれているウェブサイトがいくつかありますので、そちらを参照してください。

ケティ・レスター - Love Letters & River of Salt http://www.magictrain.biz/wp/?p=2073
ケティ・レスター - Ketty Lester sings Love Letters
http://www.audio-visual-trivia.com/2005/12/ketty_lester_sings_love_letter.html
ウィキペディア英語版 http://en.wikipedia.org/wiki/Ketty_Lester
出演している映画に関しては以下のサイトを見てください。
IMDB(International Movie Data Base) http://www.imdb.com/name/nm0504480/

それにしてもブラウニングの手紙って"I memorize every line, And I kiss the name that you sign"なものだったのかな?

最後にRoy OrbisonのIn Dreamsを。これもBlue Velvetで使われていましたね。
それでは、"See you in my dream!"