Chic, Robert Wyatt "At Last I Am Free"

Léa Fehner(レア・フェネール)監督の映画「愛について、ある土曜日の面会室」(Qu'un seul tienne et les autres suivront)のラストシーンで流れる曲がChic (シック)の"At Last I Am Free"。この曲のタイトルは「ついに私は自由になった」とでも訳すべきなんでしょうが、刑務所の面会室が主な舞台になっている映画なので、この曲が使われた理由はおわかりいただけると思います。ただね、この曲、私の頭の中では、Robert Wyatt (ロバート・ワイアット)のバージョンで記憶されていたので、「ん?」って感じがあったわけです。オリジナルは間違いなくChicではあるのですが、Wyattのあの声が頭の中に強烈に残っているので、Wyattがオリジナルではないかとずっと思っていたようなところがあったのですが、単なる勘違いでしたね。Wyattのカバーはシングルを集めたコンピレーションアルバムで"Nothing Can Stop Us"に収録されており、Elvis Costello (エルヴィス・コステロ)のオリジナル曲である"Shipbuilding"もここで聞けます。"Shipbuidling"はWyattのカバーの方が良く聞かれているような気がしますが、どうでしょうか。

Chic "At Last I Am Free"

Chic (Wikipedia): http://en.wikipedia.org/wiki/Chic_(band)
Nile Rodgers Official Website: http://www.nilerodgers.com/

Robert Wyatt "At Last I Am Free"

Robert Wyatt Official Website: http://www.strongcomet.com/wyatt/
Robert Wyatt (Wikipedia, "Nothing Can Stop Us") http://en.wikipedia.org/wiki/Nothing_Can_Stop_Us