Bryan Ferry "The Bride Stripped Bare"

"The Bride Stripped Bare" (「ベールを脱いだ花嫁」)はBryan Ferry (ブライアン・フェリー)の前作"In Your Mind"に続く5枚目のソロアルバム。アメリカ西海岸のスタジオミュージシャンを前編に渡って起用し,Waddy Wachtel, Jerry Marotta, Simon Puxley, Steve Nye, Bryan Ferryの共同プロデュースとなっている。

某バーでBGMでFerryの"In Your Mind"がかかっていて,その時にこのアルバムも話題にしたわけです。「店にいる他の客は誰もこれ知らないよね」という話になって,「それならPixiesの"Surfer Rosa"かけようか。全然店には合ってないんだけど。」週末夜23時杉あたりの会話です。「誰も聞いてなかった」(Nobody cares)というのがこの話のポイントかな。

ところで,このアルバムなんですが,前作に比べると内省的で暗く, セールス的には苦戦したわけですが,ある意味新境地を開いた作品ともいえるわけで,これをどう受け取るかで評価が別れるのではないでしょうか。私はかなりこのアルバムは聞き込んでいて,かなり影響も受けました。一曲選ぶとすれば,"Can't Let Go"でしょうか。さすがに西海岸まで来ると,その先がないので「行かせられない」わけですが。

"Can't Let Go"

"What Goes On"

"Take Me To The River"

"Sign Of The Times"

"Hold On I'm Coming"

"Carrickfergus"